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ゼロから独立—「会社員」だった私が起業するまで

「このままでいいのか?」
製造工場で14年。安定はあったけど、未来を想像するとワクワクしなかった。

子供たちの笑顔に教えられた、「大人だって挑戦できる」ということ。

家族と寝る時間以外をすべて学習に使いスキルも何もないゼロから独立した話です。
もし今、同じ悩みを抱えているならぜひ読んでください。

会社員として14年間、松江の製造会社に勤める

松江の製造会社に入社したのは22歳。
そこから14年。

いつの間にか、私の周りには50名近い仲間がいて、
私も主任として6人の部下を持つ立場になっていました。

4年間は福岡で研修を行い、松江では新しい工場をゼロから立ち上げた経験は今も忘れられません。
机も椅子もパソコンもない場所から、コピー機もペンも一つずつ揃え、
「本当に何もないところから作る」面白さに夢中になりました。

ただ主任職について仕事は安定し「変わり映えしない日々」に変わっていったんです。
工場内では意見も通しやすく、上司との関係も悪くなかった。
部下たちも積極的に働いてくれるし、周りから見ると不満なんてないように見えたんじゃないかと思います。

けれど、ふと目の前の上司を見たとき
「あの姿が自分の未来なんだ」と思ったら心がざわついた。

正直、ワクワクしなかった。
このまま年を取っていいのか?
そう思ったのが、独立を考え始めたきっかけだったんです。

「子供たちの笑顔」に教えられたこと

当時、趣味でフットサルのコーチもしていました。
子供たちに自分の技術を教えると楽しそうに笑う。
その姿を見て、気づかされたんです。

もっと広い分野で、誰かの役に立ちたい。地元・出雲の企業の力になりたい。

色々と考えた結果、たどり着いたのがホームページ制作でした。
個人事業主や地元の会社の力になれる。
それが私にとっての「新しい挑戦」だったんです。

独立を決心した後の、狂気のような二年間

そう決めた瞬間から生活は一変。

  • 毎朝5時に起きて学習
  • 通勤中はイヤホンで音声学習
  • 会社の昼休みも教材を読み込む
  • 仕事帰りに道の駅に車を止めて学習
  • 家事をしながらもイヤホンで音声学習
  • 長期休暇も全て学習に使う

家族と過ごす時間と、寝る時間以外は、ほぼすべて学習する時間へ。
「複業」としてスタートしたその2年間は家族の反対もあり正直しんどかったです。
でも、自分の未来を変えるにはこれしかないと思っていました。

コーダーとして独立する日

最初はHTMLの書き方も知らなかった。

でもインターネット上に自分で作ったプログラムが映し出された時の感動は
今でも鮮明に覚えてます。

それが、気づけばWordPressの構築も、CSSもJavaScriptも書けるようになった。
自分の手で、ゼロからサイトを作れるようになった。

ただサイトはできるようになっても営業をしないといけない。
やったこともなかったし、最初は失注からのスタートだったんです。
でも諦めずに何とか継続した結果、複業として収入を立てられるように。

「これならいけるかも!」と思い2022年の11月、ついに独立することに。

ここまでが起業するまでのストーリーになります。
次回は起業からの現在の様子や、叶えたい夢を記事にいたしますので、
ご覧いただけると嬉しいです。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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